2016/05/28 07:09

最近ファッションについて考えています。

スタイリングとか着こなしとかではなく
ファッション(アパレル)業界の歴史と資本主義について。

現代の大量生産・大量消費に疑問をもち、
映画 『トゥルーコスト ~ファストファッションの真の代償~』を観たり
『ファスト・ファッション』という本を読んだりしています。
(これらの感想はまた別で書きたいと思います)


そんな折、三菱一号館美術館で日曜日まで開催していた

『PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服』展

ぎりぎり最終日に行ってきました。




19世紀後半のメゾンの誕生から
オートクチュールの歴史をたどる展示の数々。

大変勉強になったと同時に やはり目を奪われるのは、

「刺繍などの模様の繊細さ」と「シルエットの美しさ」









私が初めて Saaya.セレクトの洋服や小物たちに会ったとき、
「これが本物の服というものか!」と、衝撃を感じたのを覚えています。

今日もはや日常の一部として蔓延している
ファストファッションとは
別世界の作品です。


展示の最後に飾ってあったのも、
職人さんやデザイナー(クチュリエ)たちの「手」の写真。


手仕事から生み出される、繊細かつ壮大で豪華な作品への敬意で
締めくくられていました。





Saaya.にも、インドやパリで作られた本当に素晴らしいものが溢れています。
このOnline Boutiqueではその全てをご紹介できないのが大変残念です。

ぜひ、乃木坂・六本木付近にお越しの際は
実店舗(http://saaya-k.com/imgs/map.pdf)に遊びにいらしてくださいね。




オートクチュールとまではいかないまでも、世の中の多くの人が
こだわりある本当に良いもの、そしてその中で自分らしいものを
もっともっと選ぶ時代になっていけばな~と改めて感じた展覧会でした。

そんな世界を心から願っています。



(下記ブログも一緒にお楽しみください)

※ SHOP (実店舗)のブログ : http://blog.saaya-k.com/
※ Saaya.オーナーのブログ : http://ksae.saaya-k.com/